歯周病は歯を失う最大の要因
歯周病は、「サイレト・ディジーズ」「サイレント・アーミー」と表現されることがあります。これは歯周病が、静かにやってくるおそろしい病気であることを表した言葉ですが、実際、まさにその通りなのです。
ほとんど症状なく、何年もかけて進行します。グラつきなどの症状が現れるのは、かなり進んでからですので、そうなると治療にも何年とかかるケースもあります。症状が現れてからも放置していると、最後には歯を脱落させてしまうこともあります。
歯を失う原因として最も多いのは、実は虫歯ではなく歯周病です。将来、一本でも多く歯を残すためには、虫歯だけでなく、歯周病にも十分に注意していかなければなりません。
治すのが難しい病気だからこそ、予防に力を入れましょう
歯周病の治療期間は、一般的に虫歯治療と比べて長くなります。少しずつ少しずつ改善し、またその良い状態を維持していく、患者様にとっても歯科医院にとっても根気のいる治療です。
そんな病気であるからこそ、予防に力を入れるべきと当院は考えます。定期健診や歯磨き指導、豊富な予防歯科メニューもご用意しております。POICウォーターを使ってご自宅で歯周病予防に取り組むことも可能です。
若いうちから、そもそも治療の必要が生じない、虫歯・歯周病に強い口腔内を一緒につくっていきましょう。
POICウォーターを使用して歯周病菌を除菌
歯周病の原因は、プラークに潜む歯周病菌です。歯周病治療・予防では、口腔内のプラークの除去が基本となります。
プラークは私たちが生きている以上、毎日発生して歯に付着します。ですから毎日、プラークに対して何らかの対処をしなくてはなりません。歯磨きやデンタルフロスなどの使用は、多くの方が取り組んでいるかと思いますが、そこにプラスして、当院ではPOICウォーターの使用をおすすめしております。
POICウォーターは、不純物を限りなくゼロに近づけた水と、純度99.9%の塩を電気分解して作られます。身体には全くの無害でありながら、虫歯菌・歯周病菌の除菌ができます。
当院では、POICウォーターを積極的に予防・治療に役立てています。ご家庭でも安全に使用していただけますので、気になる方は、一度当院でお試しください。
当院副院長は、POIC®研究会ホームケアアドバイザーです。効果的な使用方法をアドバイスいたします。
当院で行う歯周病治療
軽度
軽度の歯周病は、歯周ポケットの内側にプラークが溜まり、歯茎の腫れなどが見られる段階です。歯磨きで出血することもあります。
治療法
プラークやプラークが固まった歯石を特殊な器具で取り除きます。正しい歯磨きができていない場合には、改善点などをお伝えしますので、毎日のケアに活かしてください。
中等度
中等度の歯周病は、歯周ポケットが深くなってしまった段階です。口臭や出血の悪化、歯のグラつきが見られます。
治療法
歯周ポケットの深い位置までを、特殊な器具で徹底的に清掃します。また、プラークの付着を予防する処置を行います。
重度
重度の歯周病は、歯茎が赤く腫れ、下がり、歯が長く見えるようになった段階です。顎の骨が溶け始め、歯のグラつきがひどくなります。以前は食べられた硬いものが、噛めなくなります。
治療法
歯茎に切開を加える外科的な処置を行います。歯周ポケットを開放すると同時に歯根を露出させ、プラーク・歯石を除去します。除去したあとは、縫合し、歯茎を回復させます。